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Noctuelles

私は最近、フランス作品が好きで
色々と弾いたり、フランス語を
学んだりしているのですが

今日はRavelの鏡より「Noctuelles
のお話です絵文字

フランス人の友人に聞いたところ
「Noctuelles」という言葉は
実際には聞いたことがなく

かなり古い言葉とのこと。
蝶を表す(特に夜の)とのことでした。

夜の蝶というと、蛾を思い浮かべますが
確かに、こちらの作品の日本語訳は
「蛾」とされています。

こんなに美しい曲が蛾?!
と思っていたのですが、

フランスでは蝶と蛾はさほど
区別されておらず

むしろ蛾は蝶に負けないくらい
美しいもののようです。

こんな美しい蛾もいます。
9087
(※昆虫が苦手な方はごめんなさい)

この作品が当時の夜の女性達を
描いているというのも納得です。

そして19世紀末特有の退廃の美しさ、
デカダンス(decadence)の香りも感じます。

生徒さん達も、練習している曲が
ある程度弾けてきたら
色々と調べたり、イメージを膨らませたりして
更に音色に磨きをかけて頂きたいです^^



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