忙しくしており、1ヶ月もの間、
ブログ更新が滞ってしまいました><
その間、自身の試験に無事合格したり
生徒さんの予選通過の知らせに喜んだり、
今年の発表会の日にちが決まり、準備を始めたりと
バタバタしていました。
そして昨日までは3日間、教室を留守にして
関東方面へ出かけていました。
たくさん勉強して帰ってきたので、気持ち新たに、お伝えしていきたいと思います^^
さて、これは移動中に読んでいた本。
練習曲で有名なカール・チェルニーの書いたものを、
ピアニスト、パウル・バドゥラ・スコダが編集した
面白い本でした。
チェルニーは、ベートーヴェンから大変信頼をされ、
評価されていた人物で
彼の作品の多くを、直接指導してもらっていました。
チェルニーがベートーヴェンの甥のレッスンを
任されていた時の手紙には
ベートーヴェンの音楽教育に対する考えが
表れています。
「初めに正しい指使い、拍子を正しく読むこと。
こうして譜面を間違いなく弾けるようになってから
音楽の表現法を指導してください。
以上のことができるようになった後で、
演奏中にもし小さなミスがあったとしても
通して終わりまで弾かせ、
最後にミスを指摘してください。
これは音楽家を生み出すこと
結局的な音楽芸術の目的の一つになるのです。」
このように基本的な段階を踏んで、
音楽作品を仕上げていくことが
最も効率がよく、
芸術としても大切なのだと思います。
またピアノという楽器の変化にも触れていて、
現在の楽器でこそ、ベートーヴェンの理想とする
音楽を表現できるのではないかと思いました^^
教室では最初の段階から、
拍子を数えながら弾くということをしています。
それが出来るようになると、
初見力もリズム感もアップしています。
その後に、揺らしたり、リタルダンドをしたり、
たっぷり強弱をつけたりしていきます。
なるべく早く、表現の練習に移ることが
大切だと思います^^
最初は難しくても、段々器用になっていきます♪
書籍から学ぶことはたくさんあります。
生徒さん用には、マンガを用意しました。
自由に読んでね♪
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