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2016年07月05日
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忙しくしており、1ヶ月もの間、
ブログ更新が滞ってしまいました><

その間、自身の試験に無事合格したり
生徒さんの予選通過の知らせに喜んだり、
今年の発表会の日にちが決まり、準備を始めたりと
バタバタしていました。

そして昨日までは3日間、教室を留守にして
関東方面へ出かけていました。

たくさん勉強して帰ってきたので、気持ち新たに、お伝えしていきたいと思います^^

さて、これは移動中に読んでいた本。

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練習曲で有名なカール・チェルニーの書いたものを、

ピアニスト、パウル・バドゥラ・スコダが編集した
面白い本でした。

チェルニーは、ベートーヴェンから大変信頼をされ、
評価されていた人物で
彼の作品の多くを、直接指導してもらっていました。

チェルニーがベートーヴェンの甥のレッスンを
任されていた時の手紙には
ベートーヴェンの音楽教育に対する考えが
表れています。

「初めに正しい指使い、拍子を正しく読むこと。
 こうして譜面を間違いなく弾けるようになってから
 音楽の表現法を指導してください。
 
 以上のことができるようになった後で、
 演奏中にもし小さなミスがあったとしても
 通して終わりまで弾かせ、
 最後にミスを指摘してください。
 
 これは音楽家を生み出すこと
 結局的な音楽芸術の目的の一つになるのです。」

このように基本的な段階を踏んで、
音楽作品を仕上げていくことが
最も効率がよく、
芸術としても大切なのだと思います。

またピアノという楽器の変化にも触れていて、
現在の楽器でこそ、ベートーヴェンの理想とする
音楽を表現できるのではないかと思いました^^

教室では最初の段階から、
拍子を数えながら弾くということをしています。

それが出来るようになると、
初見力もリズム感もアップしています。

その後に、揺らしたり、リタルダンドをしたり、
たっぷり強弱をつけたりしていきます。

なるべく早く、表現の練習に移ることが
大切だと思います^^
最初は難しくても、段々器用になっていきます♪

書籍から学ぶことはたくさんあります。
生徒さん用には、マンガを用意しました。
自由に読んでね♪