(ツェルニー等、基礎の大切さを語られる先生）
私の恩師の神谷郁代先生が
亡くなられました。
ニュースにもなっていて、
同門の友人が知らせてくれました
まだまだ逝くには早すぎます。。
またお会いして、お話したかったです。
先生はいつも「基礎練習」の大切さを
仰っていて、レッスンはいつも
スケールアルペジオから始まっていました。
先生自身も日々
多くの時間、基礎練習を
されていたそうで
色々なスケールの練習方法を
教えてくださいました。
先生の紡ぎ出すスケールの音色は虹色。
本当に美しかった。
強さ、やさしさ、明るさ
色々な音色がビロードのように
滑らかに紡ぎ出されました。
先生は「才能がある人とは
地道な努力が出来る人」と仰っていました。
でも、それが出来る人は
実はとっても少ないです
センスがあっても
基礎を続けられない人は
どこかで挫折します。
本当にもったいないなと
思いますが、本人の性格もあるので
難しいですね
私も基礎練は嫌いでしたが
やるとタッチが変わり
鍵盤と一体になって
気持ち良い！という感覚があったので
欠かさず取り組んでいました。
特別、音楽の道を目指していたわけでは
ありません。
それがいつの間にか日常になり、
色々自分なりに工夫をして
基礎練で遊んで楽しんでいました。
修学旅行や家族の行事で
１日２日ピアノに触れない日があると
指が少し鈍ってしまうことに気付き
必死で元に戻せるよう
基礎に励んだものです。
生徒さん達も少しでも継続できるよう
お家でも色々と工夫しながら
サポートをしてくださっているようです＾＾
もう二度と戻ってこない
かけがえのない時間
大切に大切に
過ごしてほしいです
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