ひろしま美術館で行われていたコロー展
今日が最終日でしたね。
フランス近代作品を演奏している
生徒さん達にもお薦めしていました
音楽史は社会情勢ももちろんですが
美術史や文学とも密接に関わっているので
色々なジャンルに興味を拡げてみると、
思わぬヒントを見つけることができます
印象派というと
ぼんやりとしたイメージを持つ方が多いですが
デッサンや色使いをよくよく観てみると
その実は、無数の点や線から描き出される
より緻密な世界だということがわかります。
更に、1つの色彩に対して
伝統的にいくつもの種類があり
それぞれ名前まで付いているようです。
アジュール Azur
海や空の青
ブルーエ Bluet
ヤグルマギクの花の青
カナール Canard
マガモが頭から首にもつ青緑色の羽の色
ブルー・ニュイ Bleu nuit
夜空のような深みのある暗い青
等・・
これだけ細やかなこだわりが
当たり前のようにある国の作品です。
ですので
どんなに小さな、ささやかな音、
複雑に絡み合ったパッセージであっても
決して曖昧にならずに
全ての音に色彩感、こだわりを持って
的確にコントロールすることが
求められると思います
至難の業ですが・・・
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